【障害者雇用】前職で障害者雇用だったことが今の会社にバレることってある?

2022/12/22

【障害者雇用】前職で障害者雇用だったことが今の会社にバレることってある?

前職では障害者雇用で働いていたけれど、疾患が治癒したので一般雇用で働きたい。でも前職で障害者雇用だったら、それがばれてしまうのか・・・と不安になる方もいます。

「前職が障害者雇用なら採用されないのでは?」

「障害を持っていることを知られたくない」

と思っている方は多いです。

前職の障害者雇用はバレるのでしょうか。

  • 障害者雇用とは
  • 障害者雇用から一般雇用枠に転職すると障害者雇用がバレる?
  • バレたらクビになるの?

について解説します。

障害者雇用とは

障害者雇用とは、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳などを持っている方のための雇用形態です。

社会的自立を目指すため、障害特性に応じた合理的配慮を受けながら働くことができます。

障害者雇用の場合、年末調整で障害者控除を受けていることが多いです。

障害者雇用から一般雇用枠に転職すると障害者雇用がバレる?

障害者雇用で働いていて、障害・症状が改善したので、次の職場では一般雇用で働く場合、次の職場に障害者雇用で働いていたことがバレるのでしょうか。

基本的にはバレません。

しかし、年末調整で障害者控除を受けていた時は、新しい職場でバレることがあります。

退職した前職から源泉徴収票を持ってくるように言われると思うのですが、その際にもバレます。

バレるとクビになるの?

それでは、障害者雇用で働いていたことを隠し、次に一般雇用で働いているとき、

以前の職場において障害者雇用だったことがバレた場合、クビになるのでしょうか。

結論から言うと、解雇されることはありません。

実際に障害者雇用だったけれど、現在は障害も改善し、合理的配慮が必要なくなったために一般雇用枠に行くわけなので、解雇する理由がありません。

特に精神障害の場合、新しい職場にその既往歴があることを伝えなければいけないと言う法的根拠もありませんし、

障害を再度発症して今の仕事ができないということがない限り、クビになることもないので、バレても問題はありません。

障害者年金を受け取っていたとしても、障害者年金は課税所得にならないので、所得税でも問題ありません。

障害者年金をもらっていても、厚生年金に加入することはできるので、保険料が徴収されないなんてこともありません。

どうしても気になるなら、就活の時に面接官に

「障害者雇用で働いていたが、すでに障害は改善しており、普通の勤務に全く影響はありません」

と伝えてもいいのですが、あえて伝える必要はないのではないかと思います。

まとめ

障害者雇用で働いていても、障害が改善し、一般雇用枠で十分働けるなら、

一般雇用枠にチャレンジしても問題はありません。

そもそも、障害者だとしても、クローズで働くことができるのですから、問題ありません。

せっかく障害が改善したのなら、一般雇用枠にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。


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