【障害者雇用】障害を持っていてハローワークをうまく利用する方法は?

2022/03/10

【障害者雇用】障害を持っていてハローワークをうまく利用する方法は?

仕事を探す方法といえば、ハローワークと思い浮かぶと思います。

しかし、障害を持っている場合、求人数を期待できるのか不明ですよね。

しかし、ハローワークには障害者専用窓口もあります。

この記事では

  • ハローワークを利用するための注意点
  • ハローワークの主なサービス
  • 障害者がハローワークを利用して就職するまでの流れ

について解説していきます。

ハローワークを利用するための注意点

障害者がぜひ受けたいと思う求人があるとは限らない

ハローワークを利用すると、「ハローワークが認めているんだから、しっかりした会社だろう」と思いがちですが、必ずしもそうではありません。ハローワークは企業が無料で求人を乗せることができます。(各種保険完備などの条件はあります)

そのため、必ずしも障害者にとって良い求人とは限らないのです。

相談員のレベルはさまざま

就職の相談をすると、良い求人を出してくれる人と、なかなかうまくいかない人がいます。

ハローワークの相談員は、就職エージェントよりスキルが劣ってる方もいます。

相談しても思うような紹介を積極的にしてくれるわけでもありません。

もちろん人によりますが、積極的な就職サポートなら、障害者専門エージェントの方がいい場合もあります。

どちらも無料で利用できるので、併用してもいいでしょう。

ハローワークは実際に行かないと対応してくれない

ハローワークは求人情報は求職者番号があれば、ネットで見ることができるのですが、応募しようと思った場合実際にハローワークまでいかなければなりません。

交通の便がいいところならいいですが、アクセスが悪いと行きにくいですし、パニック障害でバスや電車に乗れない方や、重度身体障害の方は応募するのも難しいです。

ハローワークの主なサービス

ハローワークは、仕事を探している方をサポートするサービスです。

障害者向けの求人も有りますので、その方向けの求人をご紹介頂けます

障害者トライアル雇用

障害者を3ヶ月から6ヶ月間お試しで施行運用するサービスです。

自分の適性や能力を見極めることができますし、事業者との関係も構築でき、継続雇用のきっかけをつくることを目的としています。

書類選考はなく、面接だけなので、試しやすいです。

精神障害者雇用トータルサポーター

精神保健福祉士や臨床心理士などがサポートしてくれるサービスです。

精神疾患や発達障害の方への支援をして頂けます。

カウンセリングや、、就職準備もフォローして下さいます。

就職後もフォローして頂けるので、精神疾患を持っている人には心強いです。

予約制なので、一度ハローワークに電話してみてください。

若年コニュニケーション能力要支援者プログラム

これは、34歳以下の休職者を対象に、発達障害などによってコミュニケーションが難しい方をサポートするサービスです。

専門支援を希望する場合、希望や特性によって地域障害者職業センターなどの専門支援機関へ促して下さいます。

反対に専門支援を希望しない場合は、個別でカウンセリングや面接動向など個別で支援を受けることができます。

手話通訳士・筆談

聴覚障害のある方も利用できるように手話通訳士がいるところもあります。

いない日もあるので、いついるのか事前に窓口に行って筆談で聞いてもらう必要があります。

障害者がハローワークを利用して就職するまでの流れ

ここでは、ハローワークを活用して就職する流れを説明します。

持っていく者

  • 働けるという医師の診断書(休職や失職をしていた場合)
  • 障害者手帳

まず、ハローワークにいかなければなりません。予約は必要ありません。

障害で仕事をやっていない時期だと、仕事ができるという医師の診断書を求められることがあるので、事前に確認しておきましょう。

ハローワークには障害者専門窓口があります。

障害者専門の求人を探すことができます。

ハローワークに入ったら、総合受付があるので、障害者であることを伝えて案内してもらいましょう。

障害者手帳を持っていきましょう。

障害者窓口についたら、登録を行います。希望の職種や持っている資格やパソコンをどれだけ使えるかを伝えてください。

障害者専門窓口は空いていることが多いので、ゆっくり相談することもできます。

ハローワークの求人に応募するときは、窓口でハローワークからの紹介状が必要になるので、受け取ります。求人に応募するときに提出しましょう。面接時に持っていくこともあります。

ハローワークでは障害をしっかり説明することが必要です。

自己理解を深めて、しっかり障害を説明することで自分に適した求職を紹介してくれます。

毎回説明するのも難しいですし、いろんな人と話をするのが難しい方は、相談者を指名することもできます。

基本的に求人はハローワークに置いてあるパソコンで探します。気になる求人があれば窓口に行って相談する流れです。

面接を受けて、受かったけど自分には合わないと思ったら、自分で断らなければなりません。それがかなり負担です。

そういったことを考えると、リコモスなどの全てやってくれる障害者専門の就職エージェントに登録した方が負担がありません。

まとめ

この記事では

  • ハローワークを利用するための注意点
  • ハローワークの主なサービス
  • 障害者がハローワークを利用して就職するまでの流れ

について解説していきました。

ハローワークは自分で行かなければなりませんし、お断りするのも自分でしなければなりません。

そういったことをやってくれる障害者専門就職エージェント(リコモスなど)に登録するのをお勧めします。

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