【障害者雇用】契約社員は正社員になれない?正社員登用してもらうポイント

2022/03/31

【障害者雇用】契約社員は正社員になれない?正社員登用してもらうポイント

障害者雇用でも正社員になりたい!という方は必ずいます。

しかし、最初から正社員という求人はあまりなく、まず契約社員から入るところがほとんどです。

この記事では、

  • 障害者の正社員雇用はある?
  • 障害者雇用はなぜ正社員になれない?
  • 障害者雇用で正社員になるメリットデメリットは?

について解説します。

障害者の正社員雇用はある?

結論からいうと、障害者雇用で正社員スタートというのはほとんどありません。

まずは契約社員からスタートして、何年か働いて、その働きぶりが評価され、正社員登用される例はありますが、それも企業によって様々で、「一応正社員登用ありですが、前例はありません」という企業もあります。

障害者雇用はなぜ正社員になれない?

なぜ障害者雇用は基本が契約社員なのでしょうか。

それは、障害者雇用は合理的配慮が必要だからというのもあるでしょう。

他の人にはしない配慮をするのですから、最初はどれだけ働けるかもわからないということで、契約社員であることが多いでしょう。

それでも、正社員登用に積極な企業はあって、1年経って大丈夫なら正社員にするというところもあります。

ですので、障害者雇用で仕事を探す時、正社員かどうかで探すのではなく、正社員登用を積極的に行なっている企業かをエージェントに確認するといいでしょう。

時短勤務など、非正規雇用で自分に合った働き方を望む人もいる

障害者雇用で、あえて非正規を好む方もいます。

正社員になると40時間は働かなければなりませんが、障害によってはそれも難しいことがあります。

障害者雇用で始めから時短勤務を希望するなどして、契約社員のまま働くのを希望されることがあります。

障害者雇用で正社員採用されるのはどんな人?

障害者雇用で正社員登用される人はどんな人なのでしょうか。

まずは、症状が安定している人です。正社員になってもらうなら、安定して長く働いてもらいたいものです。症状が不安定で休むこともあると、なかなか正社員にという話にはならないです。

また、仕事は一人で行うものではなく、チームで働きます。

ですので、人としっかりコミュニケーションが取れて、連携を取れる人が選ばれます。

次に、仕事内容が一定の水準を満たしている方が正社員に登用されます。

正社員になるということは、障害があっても評価基準は他の正社員と同じことがほとんどですし、しっかり働けなければ正社員は難しいです。

障害者雇用で正社員になるメリットデメリットは?

正社員になることにメリットデメリットはなんでしょう。

メリットはもちろん正社員になることで各種保険完備、給料も上がる、長く務めることができるなどメリットはたくさんです。

デメリットといえば、あえていうなら責任が増えることです。

障害者雇用から正社員に登用されると、評価も一般の人と同じです。

正社員になっても障害者の合理的配慮はそのまま継続です。

正社員になってもデメリットよりメリットのほうが大きいので、チャンスがあればぜひチャレンジしていただきたいです。

まとめ

この記事では、

  • 障害者の正社員雇用はある?
  • 障害者雇用はなぜ正社員になれない?
  • 障害者雇用で正社員になるメリットデメリットは?

について解説しました。

障害者雇用から正社員登用はメリットが多いです。

企業によって正社員登用する意欲があるかどうかは違うので、ぜひ面接の時に確認してみましょう。

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