【障害者雇用】伺いますと参りますの違いや敬語の使い分けは?
2022/06/21

あなたは、「行く」という言葉を丁寧に言うとなんと言うかわかりますか?
正解は「伺う」です。
目上の人の家に行くときや目上の人と会う約束をしたら、「〇〇時に伺います」などと使用したことはあるでしょう。
就活では受け答えの反応だけではなく、面接官に対して正しい敬語が使用できるかも評価の対象になっています。
社会人になるのですから、正しい敬語は使えて当然という考えで、企業は審査しています。
せっかく立派な経歴やスキルを持っていても、間違った敬語を使用すると、それだけで印象が悪くなってしまう恐れがあります。
この記事では
- 「伺います」は何語?
- 「伺う」と「参る」の違い
- 「伺います」と「参ります」の使い分け
について解説します。
「伺います」は何語?
「伺います」は敬語の中の謙譲語にあたります。謙譲語とは自分が相手に対してへりくだった状態を示す言葉ですので、「伺います」は自分が相手の元に行くという意味になります。
みなさんは「お伺いします」という使い方をする事もあるのではないでしょうか。
お伺いしますの方が丁寧な感じがしますが、二重敬語といって敬語を2つ使っているので、本来はNGです。
敬語は重ねて2つ使用しないのが一般的なのです。
しかし、「お伺いします」は一般的によく使用されているので、そこまで問題はないでしょう。
ただし、「お伺いいたします」は敬語を3つ使っているのでNGです。ただでさえ「お伺いします」でも二重敬語なのに、さらに敬語を重ねると過剰な表現になってしまうのです。
丁寧になればいいというものではないので気をつけましょう。
「伺う」と「参る」の違い
「伺う」「参る」はよく利用する言葉ですが、違いがあります。どちらもよく使う言葉ですが、どちらも別の意味合いもあるのです。
伺うも参るも基本的に意味合いは同じで、「行く」の謙譲語です。
しかし、「伺う」という言葉は「行く」だけではなく、「聞く」という意味も持っています。例えばわからないことがあって、目上の人に質問するとき、「〇〇についてお伺いしたいのですが」と表現もできます。これは、〇〇について聞きたいという意味ですね。
この場合は、「行く」ではなく、「尋ねる」という意味なので、使用目的が変わるのです。
「参る」の場合には、「困る」という意味もあります。「参った!」と言うように「降参する」というような意味もあります。
こちらは日常生活であまり使うことがないかもしれませんが、
「伺う」も「参る」も「行く」以外の別の意味合いがあることは知っておきましょう。
「伺います」と「参ります」の使い分け
「伺います」と「参ります」はそれぞれ「行く」という意味がありますが、使用するシーンが少し異なります。
敬語は使用するシーンにも注意しなければなりません。
敬意の相手が、訪問先の相手なら「伺います」を使用します。
例えば会社の上司に呼ばれているときは上司に対して敬意を示すので、訪問する約束をするときに、「11時に伺います」と伝えるのが正しい表現です。
敬意の対象が今まさに話している相手なら、「参ります」になります。「参ります」は行き先に敬意を示すのではなく、そこに行くことを伝えている相手に敬意を示す表現です。例えば、来月島根に行くという用事があり、それを目上の人に伝える場合は、敬意の対象は行き先ではなく、それを伝える目上の人です。ですので、「参ります」を使用します。
そのため、「来月島根に参ります」と使用します。
これを読めば読むほど混乱するかもしれませんが、大切なことなのでしっかり把握しておきましょう。
伺いますはビジネスでも頻繁に使用します。正しい使い方がわからないと、失礼になってしまうことがあるので、面接までに敬語についても理解を深めておきましょう。
まとめ
この記事では
- 「伺います」は何語?
- 「伺う」と「参る」の違い
- 「伺います」と「参ります」の使い分け
について解説しました。
社会人として働く前に、敬語を学んでおくといいでしょう。
